「士農工商」という言葉をご存知ですか。これは私が中学の時に教科書にのっていましたが、いまはどうかはわかりませんが。江戸時代の言葉です。武士が一番偉く、順に農業、工業、商人となっていますが、よくよく見て、商人の後に武士をつけるとなんだか新聞等でよく見かけているような気がしませんか。
「越後屋、お主も悪よのー」「何をおっしゃいます。お代官様のお知恵があればこそ」
というように実はお金の食物連鎖的な感じがしませんか。そのように実は悪い意味で奥深い気がします。実は皆さんの目に見えていないところで起っている事案はいっぱいあります。だたそのことに直接かかわっていないので、対岸の火事なだけです。
過日もとある県のとある市のある施設のことで話が出ました。地元では大騒ぎになっているみたいですが、役所の中では承知の事実でその施設は必ずできる。しかも特定の業者を使って。なんていうことはざらにあります。そう思うと近江の商人はすごなあと思います。「三方よし」の精神で商売をしていたのだから。故松下幸之助氏もそれと同じようなことを話されていた、書かれていたと思います。
婚活もその精神があると思います。「本人よし、お相手良よし、家族よし」で成婚できればその関係が末永く続くと思います。またそうでないと成婚できない感もあります。以前は「家族よし」のところを「相談所よし」としていましたが、それは交際までの話しで、結婚となれば「家族よし」の方がしっくりくると思います。ですが最初から上手くいくはずはありません。最初は二方よしでもいいと思います。そして時間がたてば三方よしになります。それには時間が必要な時もあります。焦らず気にせず時間をかけ、時間を利用すればいいのです。人は時間には勝てません。時間とともに人間は変わります。それまで待てばいいのです。ただそれだけです。

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