先日、花屋さんで店の前をほうきで掃いているだけの店員さん？オーナー？を見ました。本当に掃いてるだけです。店前から歩道に向かって、ほうきで自分の店前だけを。
門掃き（かどはき）という文化が京都にはあります。これはみんなで街をきれいにしようという意味だと思います。そして向こう三軒両隣り、これも一緒にくっつけて使います。何故なら自分の家の前を掃いても両隣り又は向こう隣りからごみが流れて、飛んできますよね。ということは自分の家の前を掃いていてもすぐによごれますよね。それとみんなが重複して掃くことによりさらに綺麗になるからだと思います。
先程の話、店先を掃いてもごみを取らなければ掃く意味がありませんよね。多分その方は自分のところだけ綺麗にしておけばいいやと思っておられたのかもしれませんし、どうせまた店を閉める時にもう一回掃除するしいいやと思ってられるかもしれません。ですがそれは傍から見るとわかりません。ましてや花屋さんで綺麗な花を売っているのに、それ以外はどうでもいいということは、いかがなもんかなと思います。花屋さんは花もきれい、店もきれいのイメージがありますよね。せめてその期待には応えてほしいと思います。
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