過日マツコデラックス氏が「ムダの断捨離」という言葉を使っていました。なるほどと思いました。まち仲人から結婚相談所に変わったのは「ムダの断捨離」なのかなと思いました。
昔はまち仲人さんが釣書（今はこの言葉は用語的に使わずにプロフィールといいます）を持ってあちこちまわって合いそうな人を探していました。今の時代個人情報がどうとかで昔みたいなことが出来なくなり、しだいにその仲人さんは衰退して今はほぼ無くなりました。それらを今はシステムが代行している形になっています。
システムだと最初からお相手の選別ができ、無理強いもされず、会いたい人にだけ会えるというように、釣書を持って走り回っていた作業がなくなりました。また、お見合いも最小で考えると当人同士で会う。だから時間調整などもすぐにすみます。
ですがここで考えて欲しいのですが、「本当にそれでいいのですか」ということです。
システムにだけ頼ると一種のロールプレイングようなゲーム感覚になり、いくついいアイテムを持っているかで勝負が決まってしまいます。綺麗、可愛い、高学歴、高身長、高収入、国家資格などが見えるアイテムになります。ですがそれらを持っていない方も圧倒的に多いのも事実です。その精神的なもの、優しい、楽しい、明るい、相手を立てるなどという見えないアイテムはシステムではわかりませんよね。そのわからないを伝えるのも仲人役目です。だから当相談所はプロフィール交換会にも積極的に出向いています。そこで各所属の仲人さんと話をしてお見合いを組んでいます。だから最初の「ムダの断捨離」というのは婚活にい置いては存在せず、その言葉自体が断捨離されていいと思います。婚活はゲームではありません。そこのとこを履き違えないで下さい。

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cocochiharu